第一三共の選考

4月説明会、5月ES(多い)+適性検査、後日に専門試験、5月面接(研究)
「研究職志望の博士新卒」を対象に選考していました。

ESの量が多く独特で、他社ESのネタをコピペしにくいお題でした。なぜか英語で書く内容もありました。ネイティブにチェックしてもらいましょう。詳しく専門分野、取得技術を記載する項目がありました。おそらくそれらは非常に重視されていると思います。

説明会や専門試験は国内のいくつかの都市で行われました。この試験は、基本から応用まで含む内容で、「生物」領域に関しては、基本的な実験デザイン力+創薬研究業界の基礎知識、が問われるような内容でした。レベルはそれほどは高くないと思いますが、論述問題は私にとっては新鮮な内容でした。

多少、パイプラインを予習していると良いかもしれません。第一三共が開発中の薬の適応症が関係する分子機序が問題に含まれていました。しかし範囲が広すぎるので試験対策のために勉強するのは無理があるようにも思います。比較的サイエンスの最先端(の常識的知識)を問う設問もあって、興味深く思いました。製薬会社ってこういうのに着目してるんだーって思って。

品川での面接にはたくさんの学生が呼ばれていました。呼ばれて嬉しがってたけど、たくさんいてがっかりしました。研究発表はPC等の電子機器を用いずに行うという指定があり、準備が大変になりました。鋭い質問なく、ふつうに研究の話して、雑談して、終わり、落ちました。合否に関わらず連絡すると言った日には連絡なく、後日不採用メール来ました。あからさまに嘘つくのは、やめてほしかったなぁ。

研究所見学をさせてもらいましたが、構内を歩くだけでした。中の研究設備に、やっぱり興味があるのですが、仕方ないですね…。立派な研究所だったと思います。

研究所から電車を撮るのに最高立地とか言っていたような。私が見るのは電車からのみですが。
歴史のある会社です。これからは、わかりません。

つづく


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