中外製薬の選考(2)

研究職では、御殿場または鎌倉のうち、志望部門があるところに呼ばれる可能性が高いです。研究所の偉い人が数名+人事担当1名に面接されました。会社が調子いいことと関係あるのかないのか、十分にお金をかけて就活生をもてなしていた感じです。面接会場でも菓子・飲み物をもらえました。また汗拭き用のタオルまでも。。あと帰りのバス時刻表も(私はそれに従ったつもりが間違った方角に行きましたが)。

雰囲気は非常にゆったりとして、面接が行われました。人事1名と研究部長(?)数人。1次面接はほとんどが研究に関する面接です。「志望理由」すら聞かれませんでした(私の不採用が決まっていたからかもしれませんが)。面接終盤では、「中外製薬の志望度は?」とは尋ねられました。もちろん「第一志望です」と答えたとき、人事担当者のみが作り笑顔で、研究者は無表情だったことが印象にのこっています。多分、不採用決定だったんでしょう。。面接通過連絡は、「面接室を出てすぐ」だったりもするらしいです。そのくせ面接室を出て待合室に戻った後、不採用通知の期限連絡なしに「最終面接日をいくつか空けとくように」言われました。その若い女性の人事の方は、取り繕うのが上手くなかったので、私はほぼあきらめがついてしまいました。。

面接では、
5分で研究内容説明(研究概要書を元に)
その内容について研究部長から質問(これが割とレベル高かった!バイオ研究のトレンドは広く知っておいた方がいいと思います。博士なら当然レベルではありましたが。)

研究部の偉い人からの質問に、やや人事的な質問も含まれていました。

留学経験とか。そこで何を学んだかとか。
得意な実験を聞かれたり。研究概要書のデザイン性を褒めてくださったり(なんだそれ!)

でも性格を深堀りされたりとか、自己PRしつこく求められたりとか、そういうのはなかった。

あとは、御殿場や鎌倉に地方の学生が午前に行くのは大変です。東京になら「のぞみ」で行けるけれど、御殿場・鎌倉みたく半端に関東から離れていると、電車がないです。地方の学生は前日宿泊。orz

Tipsその2。鎌倉の研究所は駅から遠いです。面接会場は10分前に開けるのでそれ以前に来ないでくださいと言われるけれど、10分程度では汗が乾きませんでした。(なので私は初めからマイナス印象持たれていました…。)10分前とか15分前とか、大抵どこの会社も指定するけれど、少し早く行く方が好印象です。意味不明ですがホンネとタテマエです。20-30分くらい早く行くのが無難です。場所は普通に準備されていますから。

ps
わたしの就活時分ではベンチャーの「カイオムバイオサイエンス」と中外が提携していました。カイオムは珍しく「博士学生」をリクルートしようとしていました。毎年どうなのかは知りませんが。。オフィスがきれいらしいです。

参考:バイオベンチャーへの就活


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